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出雲の菜種油

日本の伝統製法による
菜種の色と風味が際立つ食用油。

出雲の菜種油

ここが本場

島根県出雲市
江戸時代から出雲国古志郷(現在の出雲市古志町・下古志町・芦渡町の一部)は松江藩の菜種指定産地であり、菜種油の産地でした。現在は、菜種の生産が激減し、99%が輸入されている中で国産菜種を原料に、出雲市の製油所で油を搾っています。

本物のゆえんと魅力

現在、日本の菜種自給率は、0.15%ほど。「出雲の菜種油」は、希少な日本で育種された無エルシン酸品種を原料に伝統製法による油づくりを行っています。原料は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センターで育種された「ななしきぶ」と「キラリボシ」。この品種は、とくに安心安全な食油を求める消費者に受け入れられており、遺伝子組み換えはされておらず、かつて健康不安が問われたエルシン酸を含んでいません。許可をうけた影山製油所が原種の育成者権を受託し、収穫した種を原種増殖ほ場で栽培。そこで採取された原種を契約農家に毎年提供し、生産された菜種を全量買い上げて原料としているのです。
製法は、水分を飛ばして油を搾りやすくするために菜種を、焙煎へ。古式構造の炉におく平釜で行うことで、その日の温度湿度に対応した最高の焙煎状態に仕上がります。次に、スクリュー式に搾油機で搾油。搾り出された油は湯洗いという工程で、水分や不純物を除去。和紙を使ったろ過を終えて、無添加で純度の高い菜種油ができあがります。脱臭や脱色を一切していないので、菜種本来の黄金色と香りがきわだっています。もちろん無添加の安心油です。

本物を育てた歴史と背景

出雲での菜種栽培の記録は、江戸時代の文政3年(1820年)に書かれた農耕の指南書「神門 出雲 楯縫郡 反新田出情仕様書」に登場。江戸時代から菜種油の製造が盛んに行われ、昭和初期頃までは、出雲地方の農家は収穫した菜種を村の搾油施設に持ち込んで搾ってもらい、その菜種油を行燈(あんどん)の燃料や食用油として使っていました。
そして現在、日本の菜種栽培が激減しているおり、希少な国内菜種を使った油製造を約65年間守っているのが、影山製油所です。元は豆腐屋だったので油揚げ用の搾油設備をもっており、村の搾油所が少なくなるなかで製油所に切り替え、今にいたっています。昔ながらの伝統製法による国産菜種油の製造所として「日本古来の菜種油の製造技術、食文化を後世に継承していく」という強い思いのもとで「出雲の菜種油」をつくり続けています。

有限会社影山製油所
TEL. 0853-21-1948

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