59の認定品が伝える、
伝統の味、本物の味。
宮古島の透き通る海が育んだ黄金のもずく
全国的に家庭や飲食店で食されているもずくは、約99%が沖縄産。沖縄では古くから一般家庭で親しまれてきた食材で、酢の物や天ぷら、味噌やピーナッツ和えなどに調理されていました。また琉球王朝の薬膳料理としても、もずくの酢の物や天ぷらが記録されています。宮古島では毎年4月の第3日曜日「もずくの日」とし、各種イベントが催されています。
宮古島特有のもずく、來間株は枝が太くて小枝が少なくぬめりが強いのが特徴。これがシャキシャキとした食感や味わい深さに繋がっています。食物繊維やミネラルなど海藻類に多く含まれる健康に効果がある成分に加え、ぬめり成分が発揮するといわれている脂肪分解作用、交感神経活性作用、抗がん作用も、他のもずくよりも高いということがいえます。
宮古島には昔から沖縄もずくや來間株が生息しており、浅瀬海域に自生する天然のもずくを潜水作業で手摘み収穫していました。その後、沖縄県が昭和50年に養殖手法の実証実験を開始。昭和54年にはもずく養殖業が定着しました。養殖技術はそこからどんどん向上し、今では沖縄のもずく生産量は全国の約99%を占めるようになりました。