59の認定品が伝える、
伝統の味、本物の味。
薩摩本枯節が極上のうま味を創出
鰹節が多く生産されているこの地域では昔から、鰹節の粉や家庭で一番だしをとった後の出汁がらを醤油と砂糖で煮詰めたつくだ煮がご飯のお供やおにぎりの具材として重宝されていました。これを鰹節の最高級品である本枯節を使用し再現したことで、極上の味わいに仕上がっています。ご飯との相性の良さは言うまでもなく、より食が進む最高のお供です。
使用される本枯節は、「薫匠」（薩摩鰹節職人）が約５ヵ月もの期間をかけてカビ付けし、上品な香気とコクを生み出したもの。これに加えるのは本醸造醤油と砂糖のみで、本枯節のポテンシャルが最大にまで引き出されています。また粒が細かくしっとりとしていることでご飯とのからみも良く、ご飯全体に極上のうま味がまんべんなく広がります。
明治の末頃から鰹節製造が盛んだったこの地域では、最高級品である本枯節の生産量が全国の約3割を占めています。その背景から全国的に昔から親しまれている「でんぶ」が主に魚肉を使ったものである中、病弱な人に食べさせたことがはじまりで鰹の粉を使ったでんぶが家庭で作られるようになり、ぜいたく品などなかった頃のおかずとして定着しました。
