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讃岐和三盆

舌の上でさらりとほどける、まろやかで味わい深い甘みの〝白〟

ここが本場

和三盆は温かくやわらかい甘味で、さらにうま味も感じられることが大きな特徴。
それはサトウキビの持つ、独特の風味を大切にすることで生まれるものです。
讃岐地方では糖蜜を抜くという、手間ひまをかけた独自の製法による和三盆作りが継承されてきました。
和三盆を口に含むとさらりと口の中でほどけ、その後に格調高い深みのある甘味が訪れます。
お茶請けの代表として長く存在価値を発揮してきた和三盆は、チョコレートのようにそのまま食べても物足りなさを感じません。
素材の味がより引き立てられると和菓子、洋菓子に限らず、菓子職人たちからも高い支持を得ています。

本物のゆえんと魅力

和三盆糖の製法はまず、サトウキビの搾汁液から灰汁や沈でん物を除去し煮詰めて白下糖に。
その後〝研ぐ〟作業を5段階で行い蜜部分を取り除いていきます。
この、結晶をすりつぶしては圧搾する分蜜作業によって結晶体が丸くなり、あの白くて舌ざわりがサラサラの特徴が生まれるのです。
〝研ぐ〟とは結晶体を丸く研ぐことを意味し、和三盆は「盆の上で砂糖を三度〝研ぐ〟」という意味から名づけられました。
そして最後に一晩かけ乾燥させれば完成。
この工程には実に、一週間もの時間を要することになります。
その、白くて小さな一粒はまさに砂糖の究極部分だといえるでしょう。

本物を育てた歴史と背景

高級砂糖として知られる和三盆は、江戸時代に八代将軍吉宗が砂糖を国内で生産する御触れを出したことがきっかけで生まれました。
高松藩主松平頼恭公が研究を命じ、研究は池田玄丈、向山周慶へと引き継がれ完成。
讃岐は気候も地質もサトウキビ栽培に不向きでしたが、試行錯誤を重ねていった結果、それが逆に他の地域では作れない品質の良さへと繋がったのです。
三谷製糖羽根さぬき本舗では8代にわたり、この伝統製法を守ってきました。

有限会社三谷製糖羽根さぬき本舗
TEL. (0879)33-2224

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