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60の認定品が伝える、
伝統の味、本物の味。

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小豆島佃煮

醤油の名産地で作られる、
無添加の懐かし味。

小豆島佃煮の写真

ここが本場

香川県小豆島一円
小豆島は153平方キロメートル、瀬戸内海で淡路島に次いで2番めに大きな島です。

本物のゆえんと魅力

小豆島は、温暖で雨の少ない気候であり昔から塩の産地でした。その塩を使って400年前には醤油造りが盛んになりました。醤油は日本4大産地のひとつとしても有名なもの。
その醤油造り400年以上、佃煮作り70年以上の伝統をもって、島の特産品となっているのが「小豆島佃煮」です。
最大の魅力は、懐かしい滋味あるおいしさであり、それが無添加で作られたものであること。無添加とは、化学調味料、合成保存料、合成着色料を全く使用していないわけで、自然のままの味わいが安心して楽しめます。おいしさの秘密は、味の決め手になる醤油が、一般に出回っているものと比べて、コクと香りがよく濃厚であること。本場の本物認証品については、すべて小豆島産の醤油を使用しますが、その中でもとくに佃煮に最適となる逸品を使っています。素材 についても、上質の醤油に負けない昆布、のりなど6品目が限定されています。小豆島佃煮70年の歴史において、良質な島の醤油を生かした佃煮のおいしさと品質は、全国的にも高い評価を得ています。

本物を育てた歴史と背景

小豆島の佃煮産業は、名産の醤油を活用した島の経済復興が目的でした。太平洋戦争後の昭和20年、食糧難の時代に甘蔗の葉を醤油で煮込んで作った佃煮を開発したのが始まりです。その後、製品は瀬戸内地域ののりや小魚をはじめ、全国各地の農林水産品を原料として多様化、ニーズにあわせて減塩製品なども登場。それら素材の個性を最大限に引き出すさまざまな製品を作り出ています。
現在は島で数百以上もあるとされる佃煮素材の中でも、本場の本物認証品は、30年以上にわたって使われ続けている昆布、のり、わかめ、しいたけ、おじゃこちりめん、きゃらぶきの6品目だけに厳選されています。とくに昆布については、はるか江戸時代に北海道から大阪に荷物を運ぶ北前船が小豆島に寄港 していたときから関わりがある素材で、とくに上質な肉厚のものが使われ、熟練の職人が少量をていねいに煮上げています。品質と安全性についてはとくに配慮し、熟練工による味覚テスト、生菌数・大腸菌検査のほか、製品に対しては金属探知機などによる異物検査も徹底的に実施しています。

小豆島調理食品工業協同組合
TEL. 0879-82-0007

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