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伊勢本かぶせ茶

摘み取り前の日光遮断で、
香り高く、甘みも上品。

伊勢かぶせ茶の写真

ここが本場

三重県北勢地域
いなべ市、菰野町、四日市市、鈴鹿市、亀山市にかけての山間地で、平均標高300mの鈴鹿山麓一帯のエリアです。

本物のゆえんと魅力

三重県は、静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第3位のお茶の生産面積・生産量を誇り、「伊勢茶」(三重県のお茶)の産地として広く知られています。とくに旨味と甘み豊富な「かぶせ茶」の生産量は、平成16年度1,290トンで全国1位となっています。
「伊勢本かぶせ茶」は伊勢茶の種類のひとつで、一定期間直射日光をさえぎる覆いをかぶせて製造する緑茶です。芽が出る前に直射日光をさえぎることで、緑茶のもつ成分に変化が起こります。旨味成分アテニンを一般の煎茶よりも多く含むようになり、香り高く、甘みある芳醇な味わいと、あざやかな水色(すいしょく)を生み出します。
とくにこの地域は、他の茶産地とは違って、一番茶と二番茶までしか葉の摘取りをしないので、樹勢の衰えがなく、葉肉も厚くなり、芳醇でおいしいお茶が楽しめます。
また、全ての製品に生産履歴を表示。かぶせ茶の被覆期間(一番茶は14日以上、二番茶は7日以上<玉露も被覆栽培する緑茶ですが、被覆は20日前後>)、水分と全窒素(茶業界で一般的な品質指標:伊勢本かぶせ茶は、水分5%以下・全窒素5%以上<全窒素は旨味のもと>)などの表示による品質が保証されています。

本物を育てた歴史と背景

三重県のお茶の歴史は古く、1000年以上も前の平安時代にさかのぼります。四日市市水沢町の飯盛山浄林寺(現在は一乗寺)の住職である玄庵が、空海から唐伝来の製茶の教えを受け、茶の栽培を始めたのが起源と伝えられています。
この地が産地に発展したのは、「年間平均気温14度~16度、年間降雨量1,400ミリ以上」というお茶の栽培に最適な土地であったからです。しかも、三重県北勢地区は、昼夜の温度差が大きく、鈴鹿川から朝霧が発生して、天然のカーテンとなり良質の茶が育ちます。水はけのよい礫質土壌であることも、品質のよい茶が育つ絶好の条件となっています。また、鈴鹿山麓一帯の標高300m強の高地にあることで、平地と比べて香気の強い原料ができあがります。
絶好の環境で育てられ、全て人手で覆いをかける「伊勢本かぶせ茶」は手間ひまと味のこだわりを持って生まれたお茶であり、全国茶品評会「かぶせ茶」部門で、何度も最高名誉の農林大臣賞を受賞しています。

三重茶農業協同組合
TEL. 0593-29-3121

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