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利島(としま)特産 食用つばき油

椿油生産量が日本一の島でつくる
無農薬・無添加の
最高クラス食用油。

ここが本場

伊豆七島の利島。
伊豆大島の南27kmにあり、周囲7.7kmの小さな島=東京都利島村が本場。島の8割が椿に覆われ、市町村単位の椿油生産量は日本一を誇っています。

本物のゆえんと魅力

農薬・化学肥料不使用の基準で育てられ、完熟落下した利島産の椿の実だけを原料にした安心安全な食用油として注目を集めています。椿油は血中コレステロールを下げる動脈硬化を予防する働きがあるオレイン酸を約85%も含んでおり、健康面からも評価が高い油。オレイン酸含有量が高い油ではオリーブ油が約75%なので、椿油の価値が納得できます。「利島特産 食用つばき油」は、オリーブ油の品質で例えるなら、全てが一番搾りで、オレイン酸の含有量の高さからして全てがエキストラバージン以上ということになります。またオレイン酸が多い油は酸化(劣化)されにくく、他の食用油に比らべて品質が長持ち。製造法は、安心安全な利島の椿の実の品質を最大限に生かす「圧搾製法」。圧搾で実から搾り出された原油は、油の劣化をおさえるための脱酸処理と洗浄処理を経て、濾過され、充填機で真空状態にして製品油タンクに貯蔵されます。揚物に使うとカラリとした軽い食感になり、ドレッシングではナッツに似たほのかな椿特有の香りが楽しめます。

本物を育てた歴史と背景

利島の椿は、昔から島に自生していた日本の原生種ヤブツバキ。椿油は、食用・頭髪用・肌用、かつては刀磨きにも使った万能油です。家康の好物は、椿油で揚げた天ぷらであったという話も。その江戸時代には、幕府の要請により椿油を年貢として納めていた歴史を有します。椿は太平洋上を吹き荒れる季節風から集落を守る防風林の役割もありました。つまり、利島の椿は江戸での需要と生活防護の理由から、長い年月つねに島人に寄り添いながら大規模な人工林ができあがった島の歴史と産業文化の象徴なのです。また島に湾がなく波風の影響を受けやすいなど船が接岸しにくい海上交通の条件もあって、利島は観光誘致より椿油づくりに特化していきました。昔から「利島の椿油」は島内外で親しまれており、現在は生産量も全国の6割、伊豆諸島の7割を占めて日本一を誇っています。椿油は食用油でもあるのですが、食用イメージが低いため名称をあえて「利島特産 食用つばき油」としてアピールし、食にこだわる消費者のファンを増やしています。

JA東京島しょ利島店
TEL. 04992-9-0026

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