59の認定品が伝える、
伝統の味、本物の味。
泡盛でもない、焼酎でもない琉球スピリッツ
さつま芋は沖縄を代表する農作物で、黒糖や味噌麹も台所で入手可能だったことから、イムゲーは琉球王朝時代から自家醸造されていた蒸留酒。かつては日常的に愛飲され、明治末期頃は約7000戸の家庭で製造されていたそうです。酒税法でその歴史は途絶えていましたが、現在は沖縄本島、石垣島、宮古島、久米島にある5社が復活させた5種類のイムゲーが楽しめます。
さつま芋に由来する柑橘のさわやかな香りと黒糖の華やかな香りが、ボトル開けた瞬間から、グラスに注ぎ、口に含み、飲み干すまで長く持続するのが特徴。初発の香りが強い泡盛と後発の香りが強い芋焼酎、両方の魅力を兼ね備えたお酒だといえるでしょう。香りが長く続くことによりアルコール臭が感じにくく、飲みやすさも格別です。
原材料のさつま芋、黒糖、米麹は沖縄県内で生産されているもののみを使用。含糖物質である黒糖を使用しているため、酒税法上の「焼酎」ではなく「スピリッツ」に分類させることで、100年を超える時を経てイムゲーの歴史が再スタートしました。芳醇さがより楽しめるお湯割りの他、夏場は炭酸割りもおススメ。様々なアレンジをぜひお試しください。